元々バリバリのクラシック畑で
幼少からピアノを習い
大学は音楽科でみっちり基礎から応用まで学んできた。
一時期は
「あなたを見ない月はない」と言われるほど
頻繁に演奏会にも出演していた。
その後フォーカルジストニアにより
10年間演奏の場から離れた。
【 もう二度とクラシックは演奏できないかも 】
そう考えるといたたまれない気持ちで
悔しさで涙が込み上げるほどだったけれど
「今の自分にできること」
そこへフォーカスをして
オリジナルへのこだわりを一旦手放し
ジャンル問わず
様々な音楽に取り組むようになった
演奏活動を再開してから
何度も演奏会に足を運んでくださっている方が
こんな風に言ってくれた。
「どちらの世界も知っているから、いいよね」
「そんなひろえさんの言葉や音だからこそ心に響く」
クラシックオンリーの人は
エンターテイナーに好意的でないこともあるし
その逆も然りで
クラシックはお堅すぎると思われているところもある。
どちらがいい、悪い
の世界ではなくて
音大卒、留学経験あり=素晴らしい
とも限らないし
専門的な学びをしてきていない人=お話にならない
とも限らない
いろんな世界があって
いろんな人がいる
だから
いろんな体験、経験をして
多くの人に出逢えているわたしは
本当に幸せだなと感じるし
これからももっともっと
広い世界を見ていきたいと思っています。
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